BLOG《セールスディレクターのブログ》

製本検品モニター

diary

今日はお客様のご要望で製本工場に検品立ち会いに行った。とても大きな製本工場で、迷子になりそうだ。製本担当の方に折行程から順に製本が仕上がるまで丁寧に説明してもらった。
そんな中で最新の製本機を見せてもらい感心した。折り上がりを丁合いし、糊付け、表紙巻き、断裁仕上げまで1ラインで高速に流れていく機械なのだが、途中にセンサーカメラが付いていて、印刷の柄の一部を1つ1つ読み取っている。それが液晶モニターに映し出されているのだ。


もし印刷柄が違うものが混ざっていれば、それは不良品という訳で、その1冊は自動的に弾かれていくというのだ。人間の目での検品もしているが、その前に人間の目では見過ごしてしまいそうな高速の流れの中で、機械がきちんと1つ1つを識別している。最新鋭の識別技術を利用しているのだ。

検品の方も無事終わり、問題なし。当然のことだがホッとする。よかった。
もうひとつよかったことがある。検品に使用されていた液晶モニターが今日来て頂いたお客様の会社の製品だったのだ。ライバル社でなくてよかった!