BLOG《セールスディレクターのブログ》

画像レタッチ

diary

最近、写真はデジカメで撮影されたものがそのままデータとして配置されて入稿されてくることが多くなった。先日もお客様自身で撮影されたという陶芸窯の写真をメインにしたB2サイズのカレンダーを印刷することになった。元の写真もきちんと撮影されているのだが、希望として、バックはもっと暗く、炎の明かりはやや赤くしてほしいとのことだったので製版にその旨を指示した。

元の画像

1回目のレタッチが上がったので、先に内校した。確かに元の写真よりバックは暗く、炎の明かりもやや赤く上がっていた。また窯の質感もコントラストをつけ、シャープネスをかけたのでいい感じになった。

内校時のレタッチ画像

ただバックはもう少し暗い方が窯が引き立つので、そのようにしてもらいお客様にカレンダーの校正を持って行った。

校正提出時の画像

自分としてはこれは一発OKをもらえるだろうと思っていたが、校正を見られたお客様は「久しぶりにプロの仕事を見させてもらいました!」と、とても喜んで頂いてくださった。
こちらもとても嬉しかったが、そう言えば最近はコスト優先で上がりは二の次という仕事が多くなってお客様とともにいいものを創る、そして喜びを共有することが減ってきたようにも思う。
もっともっといいものを創る、喜びを共有する、そんなパートナーに指名されたい。そう思う。