BLOG《セールスディレクターのブログ》

エクセルファイルの印刷

diary

先のブログに書いた中学の同期会の名簿の印刷が上がった。この名簿は5年前にも印刷したが、その時はExcelファイルをプリント出力して軽オフセット印刷で印刷した。分かりやすくいえばプリントをコピー印刷したようなものだ。
今回はExcelデータをそのまま生かしたデジタル印刷にすることにした。さてどうしようか?と思いつつエクセルを触っていて分かったことがあった。Mac版のExcel2004は行、列の幅や高さをミリメートルで指定できるようになっている、ということであった。それまでのExcelは行、列の幅や高さの数値(実際の寸法)が分かりにくかった。それがミリメートルで指定出来るということは、そのまま印刷の版面が設計できる。そしてPDFファイルを書き出して、Indesignを台紙に貼り込むことにした。
そしてページがすべてアップしたところでそのIndesignデータをPDFに書き出し、ドキュテックで印刷した。さすがデジタル印刷、網や写真の上がりはコピー印刷より綺麗だ。

ただ今回のチャレンジで一つ問題がわかった。ExcelデータからPDFを書き出したときに、Excelでの編集画面とPDFで書き出されたものとは一部変わってしまうことがあるのだ。例えば、文字列の最後が欠けてしまったり、スペースが変わったりする。セル幅ギリギリに文字が入っている場合や、文字を縮小して配置する制御にチェックしたりしたときには要注意だ。フォントによっても、文字色によっても違う結果になる可能性があるようだ。


●エクセル編集画面





●書き出したPDFファイル画面

やっぱりDTPソフトでないので精度の高い編集には限界があるが、それなりの使いようがあることも確かだ。