お盆休みを利用して信州に家族で旅行に行った。
私が「旅」にハマったきっかけは中学2年生の10月、SL(蒸気機関車)の写真を撮りに一人で信州に日帰りで行き、その1月後、友人と2人で山陰に泊まりで行ったことだと思う。さらにこの「泊まり」というのは旅館とかではなく、「駅」だった。もう時効だと思うので、正確に言うと、駅に止まっている翌朝の始発列車の客車の中に忍び込んで寝た。
高校2年で初めて一人旅に信州に行った。この時はSLとは関係なく、純粋に「旅」が目的だった。
時刻表と旅行ガイド、何度も何度も睨めっこして計画を立てる。
これが結構楽しいのだ。旅行のいいところは「行く前の計画、ガイドを見ての想像」「実際に行って、見る・知る・食べる・経験する・出会う」「帰ってきてからの、思い出」と実に長い間楽しめることだ。
学生時代などは、ほとんど一人で気ままに旅していたが、家族となると「自分が行きたいと思うところだけでなく、子供たちにもいい思い出を作ってやりたい!」と考えてしまう。そうなると、必要になるのが旅行ガイドだ。信州には何度も何度も行っているので、何となく分かっているような気がしていたが、今回はあえて信州の中で地域を絞って、昭文社さんの「清里・蓼科」を買った。
色々とチェックをして計画を立てる。そんなとき思うのが、ガイドの編集次第で我々が行くところが決まってしまうものだ、ということだ。
ガイドの中で大きく見開きで目に飛び込んできたヒマワリ。
「明野町のヒマワリ畑?ん、どこ?」
ガイドの地図を見れば場所もヒマワリの咲いている時期も計画にバッチリだ。
「よしここは行こう!」
そして行ってみるとこんなかわいいヒマワリ発見!
子供も喜んでくれて、ちょっと父の面目が立った。
もし、ガイドにヒマワリの写真が小さく載っているだけだったら行かなかったかも知れない。編集の方、大きく載せてくれてありがとうございました!