DTPが普及するにつれ、誰でも簡単にデザインして印刷物を作るようになったが、DTPにより簡単に文字の級数を読めないくらい小さくしたり、パッとした見た目の良さで色を決めたりしていることが増えているように思う。本来の目的である「伝える」ことを第一とした場合、問題と思えるものが少なくないのだ。
そんな中、プロでさえ問題かどうか分かりにくいものが色使いだ。健常者にとっては何でもない色使いが、色覚異常のある人や視覚の衰えてきた高齢者にとってどう見えるのか?までほとんど考えられていないものだ。考えようにも分からない!と言うのも本音だろう。
そんな時は「メディア・ユニバーサルデザインガイドライン」を一読されるといいかもしれない。色使いのシミュレーションも載っている。
http://www.media-ud.org/activity/guideline/index.html