BLOG《セールスディレクターのブログ》

データ入稿と出力見本

diary

「データが出来たので取りにきてください。」と連絡が入り引取に伺うと、「はい、これ。」とCDやMOを渡される。「出力見本を頂けますか?」と言うと、「最後の訂正前の分ならあるけど…」とか「データだけ送られてきたので、ないです。」と言われることがある。これでは原稿の確認が出来ないまま製版しなければならない。もし中身のデータが違っていても分からない。実に困ったことである。
また、縮小された出力見本が添付されていることが結構ある。これも色校正などでもう一度お客様が校正していただける場合はまだいいのだが、こちらで責了、印刷の場合は検版がしにくい。なぜなら色校正と原寸の出力見本を重ねてする“あおり検版”ができないので、トラブルを発見しにくいのだ。
データに添付する出力見本は必ず原寸でなければならないのだ!


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しかしながら、校正や入稿のルールを知らない方は多い。そんな方には、トラブルの原因になる様々なポイントが記載された「品質を繋ぐ校・責了紙の作成について」というガイドが印刷工業会出版印刷部会から発行されましたので是非ご覧頂きたい。データ制作関係の新人教育にもオススメだ。
(下記サイトよりダウンロードできます。)
http://www.paj-pid.jp/business/action/2009/seminer_0522.htm