先月、たまにはフレンチかイタリアンを食べにいこうかと思い、せっかくなので日常とは少し違う、雰囲気のいいお店はないかとネットで探してみた。最初は大阪市内でと何軒かリストアップしてみたが、どこにしていいか決め手がなく迷ってしまった。では北摂でもと思い探していたら、能勢に「ココに行きたい!」と思えるお店が見つかった。
レストランデルクック。
能勢の食材、景色が気に入ってココに作られたそうだが、近くに住んでいてもなかなか気がつかないものを再認識させてくれるお店のようだ。しっかりしたコンセプトを持ってプレゼンされると人を惹きつける。すぐに軸がぶれる私は、軸のぶれない生き方ができる人をとっても尊敬してしまう。そして「ずっとぶれないで頑張れ!」と応援したくなる。
で、早速予約してしまった。
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大きな窓から日常を忘れるのどかな里山の景色を見ながらゆっくりとおいしい食事を楽しむ。ふと気づいたが、夕暮れから日没までずっと景色が変わっていく様を眺めているなんてことないな、と。
好きなジャズピアノのBGMが流れ、静かにゆったりと時間が過ぎる。
窓際のハーブガーデンにはキャンドルが並び、池にはモリアオガエルの卵とたくさんのオタマジャクシ。なかなか幻想的だ。
ランチタイムはかなり混雑して賑やかだそうだが、ディナーは1組か2組の日も多いそうだ。この日も土曜の夜だが私たち1組だけのためにお料理を作って頂いた。そして窓際の特等席。
帰る時にはカナダ人のシェフとマダムがお見送り。
ココは小旅行気分も味わえ“日常を忘れることができる”隠れ家。ちょっとお疲れ気味の方にはオススメです。但し昼は分かりませんのでご注意を!