フィルムスキャナーと言うものを買ってみた。デジカメで撮った写真はすぐにカメラでも見れるし、パソコンやデジタルフォトフレーム、あるいは携帯の待ち受けに入れていつでも見ることが出来る。それに比べて昔撮ったフィルムカメラの写真はアルバムに貼ったままなかなか開くこともない。アルバムに貼っていればまだましなのだが、ネガフイルムと一緒にどこかにしまわれて長年見ることもないままだったりする。
5,000円くらいの安いケンコーのフイルムスキャナー。昔はフィルターと言えば“ケンコー”だった。今ではフィルターもデジカメの付属の機能になって、改めて買うこともなくなってしまったような気がする。
昔撮ったネガをスキャンしてみた。
■D51797 山陰本線 東萩駅(1975年11月)
■D51409 山陰本線 浜田機関区(1975年11月)
今度はカラーポジをスキャンしてみた。
■エゾスカシユリ 北海道 原生花園(1992年7月)
■ラベンダー 北海道 富良野(1992年7月)
スキャンは至って簡単で、カメラのシャッターを切るように一瞬にして撮れるのはいい。しかしスキャンされた画像の色調やピントは写真によってかなりばらつきがあるので、元の写真イメージに近づくようフォトショップでレタッチしている。中にはハイライトで飛んでしまって補正がきかないところや、色見がどうしても近づかないものもある。
まあ、値段が値段なので画像は期待するほどのものではないが、ちょっとした親父の遊び道具にはなるかな。