BLOG《セールスディレクターのブログ》

印刷機械の清掃<1>

diary

印刷用紙の表面にはもともと紙粉とよばれる紙の粉末や油性の印刷機ではインキが裏付きしないよう散布するパウダーが付いているので当然その紙が大量に印刷機を通っていくと機械内部にもそれらの粉が蓄積していく。これをそのまま放っておくと印刷品質の低下やさまざまなトラブルの元になってしまうのだ。

印刷するたびに徹底的に清掃することは現実的には難しいが定期的、あるいは次の印刷案件の絵柄や求められる品質によって事前に清掃しておかなければならない。

弊社の菊全5色機は清掃やメンテナンスをこまめにしているため見た目も実際の経過年数を全く感じさせないほどピカピカ。出入りの業者さんからの評価も高く、工場見学に取引先様を連れて来られることあるのは自分が褒めていただいているように嬉しい。

また清掃だけでなく印刷によっては事前に特別な準備をしてトラブルを防いでいてくれている。オペレータの仕事って本当に大変だなって思いながら営業って簡単に色々な無理を言ってしまう。ごめんなさい。感謝してます!

刷本へのボタ落ち混入対策の為、作業終了後、デリバリチェーン、デリバリファン、デリバリシャフト(7本)に付いたパウダーを毎日除去しています

パウダー除去前

 

 

 

 

 

清掃後。金属部分がピカピカに光ります!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「圧胴付着防止剤(クイックプリント)」

上質紙や乾きの悪い紙質の際、先行面を印刷した後、反対面を印刷する前に、先行面のインキ付着を防ぐため、必ず圧胴付着防止剤を全ユニットに塗りこみます