せっかくの写真だけどちょっとここが気になる、ってことありますよね。そんな時は修正という“ごまかし”をする。昔は写真の印画紙にエアブラシを吹いて背景を消したり、埃で白く抜けた部分を筆先でスポッティングして写真粒子を書き込んだり手作業で修正していたが、コンピュータの登場で写真合成や修正技術は飛躍的に進歩。当時はその出来映えにただただ感動したが、問題はその技術を持ったところは限られていて費用も結構高かったので簡単には頼めないということだった。
それが今ではPhotoshopなど写真を自在に加工してしまえるソフトが一般の人にも普及し、精度さえ求めなければ誰でも写真修正が出来てしまうようになった。
背景の建物や前景の電線を消し、目障りな周囲のものも色を変えたりして目立たなくする。建物など広角レンズで近くから撮影すると煽りが出て両端が斜めになってしまうが、これも遠近法で修正すると垂直に建っているように出来てしまう。ホントに便利なものが普及したものだとつくづく思う。
<オリジナル>
<修正写真>
私でさえ修正のレベルは粗くて恥ずかしいけど、こんなことが出来るんです。。。