印刷物を作成する場合、どこで制作するか、どこで印刷するか、どこで製本するか、などを決めて手配して行く。それぞれの工程で、求められているクオリティーや納期、価格に合ったところを選ぶのが重要なポイントだ。
ここまではどこのお客様も印刷会社の営業マンも考えることだが、以外と気がつかないのが「印刷機の指定」だ。同じデータならどの印刷機でも同じに印刷できるはずだが、実は使用する印刷機によって微妙に刷り上がりが変わる。
だから例えば「増刷」の場合や、先に印刷したパンフと同じデザインの「英語版」などを印刷する時は前回印刷した時に使用した印刷機を指定して印刷するのが望ましい。
また印刷する絵柄によっても、印刷機を指定した方がいい場合もあるので印刷会社の営業マンや印刷機のオペレータに絵柄を先に見てもらって相談しておくこともお勧めだ。
ここで忘れてはいけないのはその使用したい印刷機が空いていない場合、他の印刷機で印刷しなければならなくなるということだ。クオリティーを求める印刷物の場合は早めに印刷会社の営業マンと相談して、使用したい印刷機を決めてもらいスケジュールをとってもらおう。