表紙に銀箔押しするデザイン。よくある仕様だけど実際箔押しってどんなふうにしてるか知っていますか？

ポートフォリオの制作で、たった数冊作るだけだけどフランス表紙の用紙がマーメイド で表１と背文字に銀箔押しのこだわり依頼。印刷なし、トンボなし、B5横本といった仕様で、とても細長い大きな紙にどうやって位置合わせして箔を押すのか、マーメイド といった凸凹のある紙に、デザインの三日月の小さな目が潰れないできれいに押せるのか気になるので立会いさせていただいた。

もちろん箔押しの機械も色々あるので全てこうしているわけではないが、職人さんの技で指定の位置に微妙な圧をかけてきれいに箔を押していく。なんでもデジタル化していく時代にあってまだまだアナログの技術なしには良いものができないなって感心。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

箔データの出力フィルムと金版（左上）と凸凹のある紙に何度かテスト押し（右上）

表紙の紙色を２種作成し完成した冊子（下）

 

本文はヴァンヌーボーというこれまた特殊紙にオンデマンド印刷と横本のフランス表紙という厄介な製本も職人さんが丁寧に仕上げてくれたのでとても素敵なポートフォリオが完成。見た人からも評判が良いと喜んでもらえてよかったです。スタッフの皆さんありがとうございました！