私が入社した頃は活版印刷の仕事もまだまだ多かったように記憶している。自社で活字を鋳造し綺麗な文字の印刷をする!ということで弊社も評価されていたが時代の波には勝てず活版印刷部門は廃止、活字も印刷機も処分した。
いまも活版印刷機を保有しているところはあるが、当時と違ってただ印刷するという使い方をしていない。活版印刷機ならではの特徴を活かして独特の味わいのある印刷物を作っている。印圧次第で印刷のかすれ具合やエンボスの深さを調整し仕上がったものをアートに見せる職人技。とってもいいですね!何かの企画に思い出されてはいかがでしょうか。
木版で版画を印刷
箔押し
空押し+メジューム印刷
エンボス
珍しい木字を使った印刷
レインボー印刷