色指定に使用している市販のDICのカラーチャートと新しく導入した菊全5色機で印刷したカラーチャートと比べてみた。元々、市販のDICのカラーチャートを2冊比べてみてもピッタリ同じ色ではないので、今回の印刷テストは色の違いの傾向をみるのが目的だったが、どうも全体に黄色の濃度が違う。インキの成分や濃度、網点再現などの原因は色々ありそうだ。が、よく見ると紙の色が違う。DICのカラーチャートはかなり古いもので、紙の色が黄色く変色してしている!新しいDICのカラーチャートを買わなければ……。
印刷見本として以前印刷したものが添付されることがよくあるが、紙の色が変色してしまっていると絶対合うわけがない。なのにクレームにならないよう、出来るだけ色を合わし込む。うるさい仕事になれば何回も色調整しなければならないのに、結局は絶対ピッタリとは合わないのだ。印刷オペレータ泣かせだとつくづく思う。皆さんどうかご理解を。