仕事を依頼するときに皆さんは何を基準に依頼先を決めるのだろうか。
価格?納期?品質?
どれもその時々で優先順位が変わるが判断基準の3大要素には違いない。吉野家の有名なキャッチフレーズ、「早い、うまい、安い」の3拍子。まさにこれだ。が、実はこのキャッチフレーズ、時代とともに順番が変わっているようだ。1980年代からは「うまい、早い、安い」に、2000年代からは「うまい、安い、早い」となっているらしい。優先順位を変えたのだろうが何れにしてもこの3つを全て叶えることは不可能だし、人の感覚としてはどれか一つは「そこそこ」と感じている。
我々の仕事もどこに頼んでも一緒なようで一緒でない案件がある。企画、デザイン制作や相談しながら作っていきたいもの。これを決めるのは本当に難しいと思う。
そんな時にもう一つの基準が大きくものを言うのではないだろうか。それは、
「期待感」。
「ここに頼めばいいものが出来そうだ」
「この人に頼めばいいアドバイスがもらえそうだ」
「一緒に仕事をしてみたい」
実績のサンプルだけでは実際の予算感や納期など条件面が違うと同じようなものができるとは限らないが、それも含んで「期待できる!」を伝えることが重要だと思う。
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制作会社さんから頂いた今年の年賀状。まさに何か「期待出来そう!」と感じさせる。
*パッケージの年賀状。フタを開けるとチーズケーキ工房!
*メッセージがスライドしてQRコードのおみくじ!結果は「無敵」でした。
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先日、会社案内制作のご発注を決めていただいた社長様に理由をお尋ねすると、弊社の会社案内を気に入ったとのこと。これもこの会社案内が「期待できる会社!」と伝えることができたのかも知れない。
*弊社の会社案内。CMYK+銀の5色刷でなかなか評判いいです!
「期待できる!」と伝えるものを創る。
「期待できる!」パートナーであることを伝える。
伝わった時の感動はたまりませんよ。