ページ物の書籍を作るとき、どれくらいのボリュームの本になるか聞かれることがあります。本の厚み、業界では束（つか）とか背厚（せあつ）とか背巾（せはば）とか言ってますが簡単に計算できます。
私が勝手に計算の基準として使用しているもので、正確とは言えませんがだいたいの目安としては間違いない、とお客様にお答えしているものを紹介しますね。

【Point1】
上質70kgの用紙の場合、20ページ（10枚）で１mm。つまり200ページの本なら、背巾は10mm。

上質70kgの厚さを覚えておくと、上質55kgなら55÷70=約80%の厚さになり、上質の90kgなら90÷70=約130％、というように本の厚みを計算できます。

【Point2】
また、上質70kgとマットコート紙90kg、コート紙110kgがほぼ同じ厚さになります。

この２つを覚えておくと後はだいたい計算すれば本の厚さをお客様に即答でき、プロの印刷営業マンとしてカッコつけれるのです。。。