BLOG《セールスディレクターのブログ》

デザイン料金

diary

印刷の見積もりで一番難しいのはデザイン料金かもしれない。何が難しいかというと、料金設定に幅があり、その差をお客様に説明するのが難しいのだ。
例えば、A4サイズ、片面カラーのチラシのデザイン代はと言えば、10,000円〜50,000円と答えても間違いではない。16ページのパンフレットになると、160,000円〜800,000円 !!
その差は何か?

1.デザインの質(デザイナーの違い)
2.デザイン案作成または修正の数(お客様のデザインに対するこだわり度)
3.デザイン代の捉え方(どれだけの作業工程が含まれているか)

他にも、専門性や、納期など色々な条件があるが、大きく分けると上記の3つだ。
ただ、この3つの説明が難しい。

1.デザインの質(デザイナーの違い)
と言っても、高ければお客様が気に入るとは限らない。安くて、ベタなデザインの方が、そのチラシの内容に合っていたりすることもある。
ここは、ある程度、我々営業の“感じるところ”で手配することが多いので、実は営業のセンスだったりするのかも知れない。もちろん、作品見本を持って行ってお客様の好むデザインを確認することもあるが、その案件と同じ条件で作成されてないので、同じレベルのデザインのものが出来る訳でない。
また、起用するデザイナーによって料金設定帯は違うが、これは「そのデザイナーが実際にその価格で仕事を頂いて、なおかつお客様に納得してもらっている質のものを上げている」価格なので、“高い”“安い”の判断は一概には言えないと思う。つまり「“高い”デザイナーはそれでも“お客様に喜んでもらう仕事”をしなければ、次の仕事が来なくなって食えなくなるので質のいい仕事をしてくれるものですよ。」と言うしか説明できないでいる。

2.デザイン案作成または修正の数
これはお客様がどれくらいこだわりがあるかで、簡単にデザインが決定するのか、決定しないのか、で手間が変わるからである。よく簡単に「ちょっともう2、3案作って見せて」と言われることがあるが、手間で言えば1.1〜1.2倍で済まず、2倍、3倍になることもあるのだ。

3.デザイン代の捉え方
実はこれが曖昧、厄介な問題No.1だ。説明するには長くなりそう。。。
ということで、眠たくなってきたので次回ブログに続きます。

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