BLOG《セールスディレクターのブログ》

原稿を作る

diary

原稿がすでに出来ていて、ただ単に複製(印刷)する場合は何も悩むことはない。しかしある目的のために印刷物を作ることになり、さあ原稿を作る!となるとこれが結構大変だ。例えば○○案内を作ると言っても、
1.何のために必要なのか?
2.何を伝えたいのか?
3.どう伝えたいのか?
などをはっきりして制作のコンセプトを決定するところから始めなければ、いわゆる原稿作りはできない。ところがこれが整理されないまま原稿作りが先行してしまう。で、「いくら?」と費用の話になる。最近は自分で印刷データまで作れるので制作費はいらなくなり確かに安く印刷できることが可能になった。が、出来た内容はと言うと???…ということが多い。
例えば「高価な商品なのに写真の質が悪い!」「サービスのシステムが分かりにくい!」(自社商品、サービスに対して思い入れがない証拠。ライバル社の方がよく見えることに気が付いていない!)
いくら安く出来ても、最初の目的にどれだけ叶ったものかを考えると「これは安物買いの銭失い!」だと思う。

私は「原稿を一度見てほしい」と相談を受けることがあるが、「ここが分かりにくいですね。」とか「ここの原稿は不要ですね。その分、こちらをもう少し分かりやすく整理しなおしてスペースをとりましょう。」とかアドバイスさせてもらう。時には「どう原稿を用意したらいいですか?」と、原稿作りの前に相談を受けることもある。いずれにしても制作の目的をヒアリングするところから始める。できるだけ原稿作りがしやすいよう誘導させていただくが、どうしても出来ない時は私が代わりに作ってしまうこともある。プロのクリエータのものとは比較にならないが、予算がない時は仕方ない。
いくらでも予算が許せるのならプロのクリエータを使えばいいが、そんな訳にいかない場合は率直に印刷会社の営業マンに相談してみよう。
でも原稿についてアドバイスできる、代わりに原稿を作ってくれる営業マンってなかなかいないもの。そういう悩みをお持ちの方、気軽に声をかけてください!待ってます。