昔はモノクロ写真を撮るにはモノクロフィルムを使用していたが、今はデジカメで普通に撮るとすべてカラー写真で美しく撮れる。印刷に入稿される写真データもほとんどカラーだ。だがデータはカラーだが印刷はモノクロ1色という場合も少なくない。ただ、モノクロ写真というのは実は微妙に難しい。カラー印刷であれば写真データがきれいであればきれいに仕上がるが、モノクロ印刷の場合はどう見えるかが時によってかなり印象が変わる。もしモノクロ印刷をするのであればカラー写真のデータはモノクロに変換して、レタッチ（レベル補正など）をすることをお勧めしたい。

［1］オリジナルRGB

［2］オリジナルRGB＞PhotoshopでCMYKモードに変換

［3］オリジナルRGB＞Photoshopで白黒に変換（RGBモード）

［4］オリジナルRGB＞白黒に変換（RGBモード）＞レベル補正

［5］オリジナルRGB＞CMYKモード＞グレースケールに変換

［6］オリジナルRGB＞グレースケールに変換＞レベル補正

いちごのカラー写真のように赤と緑がきれいに写っていても、モノクロ写真にしてしまうとイマイチおいしくなくなる。単純にモノクロ変換しただけでは眠い写真になっていちご自体が分かりにくい。まあカラーには勝てないけど、せめてレタッチで補正してあげよう。それにしてもこの写真はiPhoneで撮ったのだけど、iPhoneのカメラとしての性能は凄いなと感心するばかりです。。。